自社のノウハウやカルチャーを発信するためにオウンドメディアを活用するケースが増えていますが、運用する上で必要な知識やリサーチなくして運営は難しいです。
こうした背景から、オウンドメディア運営を専門に代行してくれるサービスが注目を集めています。
本記事では、オウンドメディア運用代行サービスの概要や依頼できる業務内容、費用相場、選定ポイントを解説し、さらにおすすめの代行会社10社の特徴や強みについて紹介していきます。
オウンドメディア運営代行サービスを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
SEOに強いオウンドメディア運用代行が必要な理由
オウンドメディアとSEO対策は、切り離せない関係です。
オウンドメディアへの流入経路の多くは検索エンジンからであり、実際にオウンドメディアのトラフィックの7~9割がSEO経由で占める場合が多いです。
検索結果で上位表示されなければ、せっかく良い記事を作成しても、多くの読者に届きません。
また、企業がオウンドメディアでの運営を成功させるには専門的な知識や体制作りが必要で、多くの企業が運営に苦労しています。
そこで、SEOに強い運用代行を活用することで、自社にノウハウが蓄積されていなくても検索エンジンから集客できるオウンドメディアへと昇華させやすくなるので、オウンドメディア運用代行が必要とされています。
オウンドメディアとSEOの関係
オウンドメディアは、自社のノウハウや情報を発信し読者を集めるために活用されますが、検索エンジン経由の集客が非常に重要です。
検索エンジンで記事が上位表示されれば、広告費をかけなくても継続的にターゲットとなるユーザーや利益を獲得できます。
実際、オウンドメディア運営が軌道に乗れば広告に頼らず集客でき、アクセス増加に伴ってコンバージョンも増えて顧客獲得単価が下がるため、集客コスト削減にもつながります。
一方で、検索上位に表示されるにはSEOの知識が不可欠で、適切なキーワード選定や記事の導線設計、サイト構造の最適化など内部SEO対策が必要です。
自社の商品の宣伝、ブランディングなど、自社運営のオウンドメディアを広く周知させるための手段がSEO対策ですが、そのポイントについて次で解説していきます。
SEO対策で集客効果を高めるポイント
有効なSEO対策を実施することで、オウンドメディアの集客効果は飛躍的に高められます。
ターゲットユーザーが検索しそうなキーワードを調査し、それに沿った記事を企画・制作することが大切です。
例えば、英会話サービスを提供している企業が「英会話 勉強」というキーワードを狙った記事を作成していけば、英会話の勉強をしたいというユーザーを効率的に集客できるようになります。
一方で、膨大なページを持つデータベース型サイト(データに従ってページが自動生成されていくサイト)では、クローラーがすべてのページを巡回できないため、優先度の高いページにクローラーを誘導していく必要があります。
また、記事型サイトのように1ページごとの最適化ではなく、一覧・詳細・カテゴリなどのテンプレートごとに構造やメタ情報、内部リンク設計を適切に行うことで、類似したページ全体の評価の底上げが可能です。
このように、SEOでは複数の対策を並行して行うことで、評価される記事へとなっていきます。
オウンドメディア運用代行に依頼するメリット
オウンドメディア運用をプロに任せることで、自社運営だけでは得られない多くのメリットがあります。
メリットには以下のようなものがあります。
- 費用対効果を高められる
- 外注先の専門知識やノウハウを取り入れられる
- メディア運営を自動化させることができる
上記についてそれぞれ解説していきます。
費用対効果を高められる
オウンドメディア運用代行を利用すれば、高い費用対効果が期待できます。
外注する分費用はかかりますが、自社でゼロから知識を蓄えつつ工数を割きながら運用していく手間が省けます。
オウンドメディアの運営は想像以上に手間がかかってしまうため、特に中小企業や個人事業主にとっては、運営自体が大きな負担です。
そこで、運用を代行会社に一括で任せることで、このような側面の課題を解消できます。
また、外注により記事制作のスピードと量を高めることも可能です。
自社では週1本しか記事を公開できなかった体制でも、代行会社を使えば週に複数本のペースで記事を発信することも可能です。
また運用する上で、調査や分析、入れ込むべきキーワード選定なども包括して運用してくれるため、代行会社のノウハウを活用できる点においてもメリットがあります。
外注先の専門知識やノウハウを取り入れられる
オウンドメディア運用代行会社には各分野のプロ人材が揃っており、社内にはない専門知識や豊富な経験を活用できるメリットがあります。
例えば、一定の基準をクリアした質の高いライターが在籍する代行会社の場合、そうしたプ専任のライターに任せることで、常にクオリティの高い記事を安定して作り続けることが可能です。
自社内では難しい専門分野の記事でも、外部の専門ライターならテーマやキーワードに沿った適切な記事を執筆できます。
また、代行会社はSEOやWebマーケティングのノウハウも蓄積しているため、その時代の流行にあった形で対策してくれます。
メディア運営を自動化させることができる
オウンドメディア運用代行に依頼すれば、煩雑になりがちなメディア運営を丸ごと任せられるため、実質的に運用を自動化できます。
企画から記事制作、サイト更新、アナリティクス分析まで一貫して代行会社が対応してくれるため、自社内では、最小限のチェックや打ち合わせをするだけでメディア運営が回るようになります。
特に「トータルサポート型」の代行会社であれば、戦略立案にはじまりサイト構築、記事制作、SEO対策、アクセス解析、改善提案までオウンドメディア運営に必要なすべての業務に対応してくれるので、オウンドメディア運営をすべて任せたい企業に最適です。
もちろん「完全に放任で何もしなくて良い」というわけではなく、記事の最終確認や自社の雰囲気、方針を伝えるための最低限のコミュニケーションは必要になります。
一方で、ある程度信頼できる代行会社に委託できれば、人的リソースをほとんど割かずにオウンドメディアを運営できるため、実質的に自動運転に近い形でメディアを成長させることが可能です。
オウンドメディア運用代行に依頼するデメリット
メリットの多いオウンドメディア運用代行ですが、一方で注意すべき以下のようなデメリットも存在します。
- コストがかかる
- 自社にメディア運営のノウハウが蓄積されにくい
- 即時修正・対応が難しい場合がある
上記についてそれぞれ確認していきましょう。
コストがかかる
最も分かりやすいデメリットは、委託費用が発生する点です。
自社で運用する場合と比べて、代行会社への支払いという追加コストが必要になるのは避けられません。
記事の制作費やSEO戦略の設計費用など、項目ごとに相応の料金が発生する場合があります。
実績豊富で高品質なサービスを提供する代行会社ほど、料金も高めに設定される傾向があるため、限られた予算で運用したい場合、費用対効果についてはしっかりと確認しておかなければなりません。
また、オウンドメディアは短期で成果が出にくく中長期戦略となるため、契約期間も3か月~1年程度の長期になるケースが多く、単発的な費用ではなく継続的な費用負担を見込む必要もあります。
さらに、契約範囲外の対応には別途追加費用が発生することもあり、このように外注はどうしてもコスト高になりがちなので、期待する成果とのバランスを見極めることが重要です。
自社にメディア運営のノウハウが蓄積されにくい
自社内に運用ノウハウが蓄積しにくい点もデメリットです。
オウンドメディア運営を代行会社に任せきりにすると、企画からパフォーマンスの分析まで他社任せになるため、自社メンバーが経験を積む機会が減ってしまいます。
その結果、社内にノウハウやスキルが残らず、外注先への依存から抜け出せなくなる恐れがあります。
将来的に自社でメディア運営を内製化したいと考えている場合、この点は大きなデメリットになるでしょう。
対策としては、すべて丸投げするのではなく、重要な部分は自社で担い、一部を外注に切り替えるなどして、徐々に社内にノウハウを蓄積していく工夫などが必要です。
即時修正・対応が難しい場合がある
オウンドメディア運用を外部に任せることで生じるケースとして、即時修正対応が難しくなる点も挙げられます。
自社内で運営していれば、記事内容の誤りに気付いた際にその場で修正したり、急なキャンペーン告知記事を即日掲載したりといった対応が可能です。
しかし外注の場合、基本的には代行会社との連絡・調整を経て対応してもらう必要があるため、どうしてもタイムラグが発生します。
代行先にも他のクライアントやスケジュールがあるため「すぐに直してほしい」「今すぐこの情報を載せたい」と依頼しても、自社内対応ほどすぐにはいかないかもしれません。
また、外注先を選定したり進行管理したりするのにも時間や手間がかかるため、リアルタイムで状況が変わるような案件には不向きな面もあります。
特に、ニュース性の高いコンテンツやタイムリーな情報発信が求められる業界では、このタイムラグはデメリットになり得るため、自社の要望に素早く対応してくれる運用代行会社を探すことが重要です。
オウンドメディア運用代行のサービス内容
オウンドメディア運用代行会社に依頼できるサービス内容としては、主に以下のようなものがあります。
- 記事コンテンツの企画・制作
- 検索エンジン最適化(SEO)対策
- 定期的なアクセス解析・改善提案
上記についてそれぞれ解説していきます。
記事コンテンツの企画・制作
中心となるサービスが記事の企画と制作です。
代行会社はオウンドメディアの運営目的やターゲットに合わせて、記事のテーマやキーワードを決定し、その上で専門のライターが各テーマに沿った記事を執筆していきます。
多くの代行会社では、専任のライターや編集者が在籍しており、読者に刺さる切り口や分かりやすい構成で原稿を作成してくれるのが魅力です。
記事の分量や専門性に応じてライターをアサインし、必要に応じて取材やインタビューも実施し、作成された原稿は編集者や校正者がチェックして、品質の高い記事として仕上げていきます。
また、既存の記事がある場合にはリライトや、古い情報やSEO観点で弱い部分がないかの確認を行うことで、記事を常に最新の状態に保たせることが可能です。
さらに、記事内で使用するイラストや写真の作成・選定も対応可能で、オリジナルの図解制作や適切な画像選定も随時行っていきます。
検索エンジン最適化(SEO)対策
多くの運用代行会社はSEO対策そのもののサービスも提供しており、サイト全体および各コンテンツが検索エンジンで適切に評価されるよう、最適化を図っていきます。
キーワード調査や競合分析により狙うべき検索キーワードを定め、それに沿って記事内容やタイトル・見出しを調整していきます。
ほかにも、サイト内部構造の最適化もサービスの1つです。
検索エンジンのクローラビリティ(検索エンジン側のWebサイトの巡回のしやすさ)を高めるため、適切な内部リンクの設置や、パンくずリストやサイトマップの整備なども行います。
また、ページ表示速度の改善やモバイル対応など、技術的なSEO対策も必要に応じて実施可能です。
このように、キーワード選定から内部施策、記事の最適化、パフォーマンス測定まで包括したSEO対策を任せることで、検索流入の最大化を図ってくれます。
定期的なアクセス解析・改善提案
オウンドメディア運用代行では、運用開始後のパフォーマンス測定や改善提案のサイクルまで含めてサポート可能です。
具体的には、Googleアナリティクス等のツールで定期的にアクセス解析を行い、PV数・滞在時間・離脱率・コンバージョン数など主要なKPIをモニタリングしていきます。
そして、その解析結果にもとづき「どの記事が効果を上げているか」「どの経路からの流入が多いか」「目標達成にどの程度影響を与えているか」といった分析を随時行っていきます。
成果が出ていないコンテンツについては、タイトルの変更や内容の追記・修正、内部リンクの貼り直しなど、具体的な改善策を提案してもらえるでしょう。
アクセス解析の結果は蓄積されて、長期的なトレンドの分析も可能になるので、半年後・一年後を見据えて「将来を見据えたWebメディア戦略」を立て直すこともできます。
オウンドメディア運用代行の費用目安
平均的な相場感として、Web幹事の調査データでは、オウンドメディア運用代行の平均費用は約67.6万円(中央値27.2万円)となっています。
低価格帯(5万円以下)は全体の5%程度で、多くの案件が20万円以上の予算規模となっているのが実態です。
具体的な内訳としては、以下の表のようになっています。
項目 | 費用 |
---|---|
初期サイト構築 | 30〜300万円 |
既存メディアの大規模リニューアル | 50〜300万円 |
記事制作 | 数千円〜5万円/1記事あたり |
リライト | 5千円〜1万円/1記事あたり |
入稿代行 | 千円〜3千円 |
初期のサイト構築費用が30~300万円程度、既存運用メディアの大規模リニューアルが50~300万円程度かかります。
記事の制作費用は1記事あたり数千円~5万円と幅がありますが、文字数や専門性によって変動します。
リライト費は1記事あたり5千円~1万円、記事の入稿代行費が千円~3千円ほどです。
このように、項目別に見ると費用は細かく積み上がっていくため、依頼内容によっては月額制のパッケージ料金を取る代行会社もあります。
しかしその場合でも、記事の本数やサービス範囲が増えると追加料金が発生することがあるので、都度確認は必要です。
オウンドメディア運用代行会社の選び方
オウンドメディア運用代行会社を選ぶポイントには、以下のようなものがあります。
- 自社の目的に合ったサービスを選定する
- 実績や得意分野をチェックする
- サポート体制・費用を確認する
上記についてそれぞれ解説していきます。
自社の目的に合ったサービスを選定する
自社がオウンドメディア運用を通じて、達成したい目的に合致したサービスを提供している代行会社かを確認しましょう。
オウンドメディアの目的は、大きく分けて「リード獲得(コンバージョン)」なのか「ブランディング」なのかなどで戦略が異なってきます。
例えば、コンバージョン獲得が主な目的であれば、SEO経由で見込み顧客を集めて商品ページへ誘導する導線設計が鍵になります。
一方、ブランディング目的であれば、読み物としての質やSNSでの拡散(バズり)などの観点が必要です。
依頼先の代行会社が、自社の目的にあった戦略立案・記事制作ができるかを確認するようにしましょう。
また、依頼したいサポート範囲が自社のニーズにマッチしているかも重要です。
代行会社によっては記事制作のみを請け負う所もあれば、企画設計からコンバージョン改善までトータル支援するといった所もあります。
仮に、こちらが戦略策定から丸ごと任せたいのに、制作代行しかやっていない会社を選んでしまうと、ミスマッチが生じてしまいます。
問い合わせ前に自社の目的・依頼範囲を明確にし、それに対応できるサービス内容を持つ企業を絞り込むことが大切です。
実績や得意分野をチェックする
次に、代行会社の実績や得意とする分野を必ずチェックしましょう。
代行各社それぞれに強みや得意領域があるため、自社の業界やメディア形態にマッチした会社を選ぶことが重要です。
具体的には、まず自社と近しい業界での代行実績があるかを調べます。
同じ「オウンドメディア運用代行」といっても、BtoB領域に強い会社とBtoC向けコンテンツが得意な会社では、アプローチも異なってくるでしょう。
自社が属する業界に精通していない代行会社だと、記事内容が的外れになったり専門性が浅くなってしまったりする恐れがあるため、代行を依頼したい候補企業のウェブサイトに掲載されている代行事例や評判を確認し、自社と近い業種・目的の実績がある会社を選ぶと安心です。
サポート体制・費用を確認する
最後に、代行を依頼したい候補企業のサポート体制と費用面の条件もしっかり確認しましょう。
まず、サポート体制については、どのようにコミュニケーションや報告が行われるか、プロジェクト管理の仕組みはどうかをチェックしていきます。
定期的なミーティングや報告の頻度、専任の担当者が付くかどうか、緊急時の対応フローなどを事前に聞いておくと安心です。
次に費用面では、料金プランの内訳や契約条件を確認していきます。
見積もり段階で、何にいくらかかるのか明細を出してもらい、不明瞭な点は必ずこの時点で質問しておくようにしましょう。
特に、追加料金が発生し得る項目はあるか、成果報酬型か固定費用型か、といった点は注視しておくようにします。
SEOに強いおすすめ運用代行会社10社
SEOに強いおすすめ運用代行会社10社について以下を紹介していきます。
- and media株式会社
- 株式会社MOLTS
- 株式会社ZERO
- Appmart株式会社
- 株式会社イノーバ
- サムライト株式会社
- 合同会社LAYUP
- CROCO株式会社
- 株式会社リボルバー
- IKUSA株式会社
上記についてそれぞれ解説していきます。
and media株式会社
サービス内容 | SEO戦略設計、記事制作、CV設計、データ分析基盤構築 |
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料金 | 記事代行:30万円(10本) パッケージ:80〜95万円 月額50万円プランもあり |
実績 | メディアレーダーAward2023受賞 |
公式サイト | https://andmedia.co.jp/ |
主力サービス「Owned Lead」は、and media株式会社が提供するオウンドメディア運用支援サービスで、SEO戦略の立案からキーワード設計、記事制作、サイト設計、データ分析、被リンク獲得までを一括で支援するワンストップ型のサービスです。
初月はSEO戦略・KW設計(30万円)、メディア構築(30万円)、データ分析基盤の構築(20万円)、ホワイトペーパー作成(15万円)などを含む計95万円相当の施策を実施可能です。
2か月目以降は月80万円でSEO記事制作10本、コンサルティング、被リンク施策などを提供しています。
また、これらの施策を月額50万円のパッケージ価格で受けられる、特別プランも用意されています。
最低契約期間は3か月で、以後は月ごとに更新可能です。
GA4やLooker Studioを活用したファクトベースの改善提案に加え、30以上の自社運営メディアと50社超の支援実績に基づいたノウハウを活かしており「メディアレーダーAward2023」SEM部門受賞など外部評価も獲得しています。
\SEOのプロに無料相談/
株式会社MOLTS
サービス内容 | オウンドメディア戦略設計・構築・運用、インハウス化支援 |
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料金 | 運用及び施策代行支援:1,000万円〜 |
実績 | ネオキャリア等大手支援、リード数10倍の成果事例 |
株式会社MOLTSは、デジタルマーケティング全般をサポートしており、オウンドメディアの戦略立案からコンサルティング、構築・運用代行、インハウス化支援まで幅広く対応可能です。
新規立ち上げから既存メディアの改善まで幅広く対応しており、コミュニケーション設計、データ分析基盤構築、コンバージョン改善などを7つのステップでサポートしています。
提供プランはアドバイザー支援(月額40万円〜)、コンサルティング・インハウス化支援(月額40万円〜)、運用代行支援(年間1000万円〜)があり、クライアントごとにフルカスタマイズで対応可能です。
主要実績にはネオキャリア、パーソルホールディングスなどがあり、成果事例も複数公開されています。
株式会社ZERO
サービス内容 | 記事大量制作・LP動線設計・コンテンツA/Bテスト |
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料金 | 記事制作 月額40万円〜
オウンドメディア構築50万円〜 |
実績 | 半年で月間10万PV達成、LP制作300社以上 |
株式会社ZEROは、Webサイト制作を起点に、SEO対策・記事作成代行・広告運用まで総合的に手がけるWebマーケティング会社です。
リスティング広告に依存せず、長期的な集客とCV獲得を実現するマーケティング支援サービスを提供しています。
月間1,200記事の制作実績、300社超のLP制作実績を持ち、オウンドメディアの構築から記事執筆、分析・改善までを一貫して対応可能です。
戦略設計ではリサーチ・ペルソナ設定・キーワード選定を実施し、WordPressを用いたSEO設計に基づくサイト構築を行います。
記事は3人体制で執筆・編集され、公開後はGoogleアナリティクス等を用いた効果測定と改善提案を行っています。
Appmart株式会社
サービス内容 | オウンドメディア企画・制作・運営代行、動画・MA連携 |
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料金 | 戦略代行プラン:20万〜
その他プランは要問い合わせ |
実績 | 100メディア構築、GMOやSB C&Sなどの実績もあり |
Appmart株式会社はコンテンツのマーケティングとマーケティングの自動化に強く、オウンドメディアの企画・制作から運営代行までサポートする会社です。
提供内容は、サイト構築、コンテンツマーケティング設計、記事制作、SEO対策、マーケティングオートメーション導入、サイト改善まで多岐にわたります。
契約前にはマーケ施策の把握と企画設計を実施し、納品後は専属チームによる分析と改善運用を継続して実施しています。
プランは「戦略代行」「ベーシック」「おまかせ」の3種が用意されており、代行内としてはペルソナ設計、キーワード分析、リライト運用、数値分析などです。
既存サイトを活用したサポートや記事・動画制作の依頼も可能で、実績にはJTBやCHINTAIなどがあり、BtoB企業でのSEO成果も報告されています。
株式会社イノーバ
サービス内容 | BtoB特化支援、戦略設計〜制作〜解析まで一貫対応 |
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料金 | 要問い合わせ |
実績 | 500社以上導入 |
株式会社イノーバは、BtoB企業向けのコンテンツのマーケティング支援で、戦略立案からコンテンツ制作・効果検証までワンストップでサポートしています。
500社以上の支援実績をもとに、Webサイトの構成や情報設計、導線設計をユーザー視点で見直し「見た目は良いが成果に繋がらない」サイトの根本的な課題に対応しています。
具体的には、集客・リード獲得・リード育成に基づいたマーケティング戦略から、BtoB特化のコンテンツ構成、公開後のアクセス分析や改善提案までを一貫してサポート可能です。
情報の整理不足、更新されないコンテンツ、導線の不明確さ、SEOの弱さといったWebサイトのよくある課題に対し、イノーバ独自の方法論で、“作って終わり”にしないWebサイト制作を行っています。
サムライト株式会社
サービス内容 | メディア設計・制作・運営代行、YouTube支援、SNS対応 |
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料金 | 設計50万〜、構築100万〜、運用代行50万〜 |
実績 | 400社超支援、朝日新聞グループ、上場企業実績 |
サムライト株式会社は、オウンドメディアの設計・構築からコンテンツ制作、流通、運用・改善までを一貫して支援する「トータルサポートプラン」と、コンテンツ制作に特化した「コンテンツ制作特化型プラン」を提供しています。
専門チームや編集者がアサインされ、取材・監修記事、マンガ、インフォグラフィックなど多様なコンテンツ制作にも対応可能です。
さらに、SEOやSNS、広告活用などを用いたコンテンツ流通、分析・改善にも対応しており、初期費用例は設計50万円~、構築100万円~、運用は月額50万円~となっています。
実績としては400社以上の支援実績があり、青山学院、NTTドコモ、JAXAなどの支援実績があります。
合同会社LAYUP
サービス内容 | SEO/コンテンツ/SNS/業務改善ツール導入支援 |
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料金 | 要問い合わせ |
実績 | ローンの「仮審査申し込み数」が125%増加 |
合同会社LAYUPは岡山県を拠点とするデジタルマーケティング企業で、SEO・コンテンツマーケティング領域に特化して支援している会社です。
マーケティング部署がない企業や、顧客理解やコミュニケーション設計に課題を抱える企業に対し、戦略策定から実行までをサポートしています。
提供メニューには、総合マーケティング支援やコミュニケーションプランニング、MA/SFAなどが含まれています。
年間100件以上のプロジェクト支援実績があり、問い合わせや無料ヒアリング、提案・ディスカッション、契約、プロジェクト開始の5ステップでの構成です。
料金は固定ではなく、ヒアリングを通じて課題に応じた見積もりを提示する形式です。
事例としては、中古車販売分野でSEOによる仮審査申し込み数が125%増加した実績があります。
CROCO株式会社
サービス内容 | 大規模ライターネットワークで高品質記事量産、NLP活用 |
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料金 | 要問い合わせ |
実績 | 業界問わず支援実績、IT/不動産/医療も多数 |
CROCO株式会社は、オウンドメディアの記事制作代行を提供するサービスであり、累計約5,300社との取引実績と1億記事以上の制作実績があります。
独自ツール「tami-co」を用いたキーワード選定や競合分析により、戦略的なメディア設計と記事制作が実施可能です。
プロジェクトマネージャーやSEOコンサルタント、専門ライターがチームで対応しており、構成案の作成、ライティング、編集・校閲、効果検証・改善までを一貫して提供しています。
記事タイプはコラム、取材、アンケート調査記事、ホワイトペーパーなどに対応しており、AIと人力を組み合わせた制作が特徴です。
株式会社リボルバー
サービス内容 | CMS『dino』を軸に構築・運用、運用代行あり |
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料金 | 要問い合わせ |
実績 | 大手企業利用多数、高セキュリティで支持 |
株式会社リボルバーは、最新のコンテンツマーケティング技術をリーズナブルに提供する企業です。
サービスである「Content Marketing Suite dino」は、オウンドメディアの立ち上げ・運営からマネタイズまでを一貫して支援するプラットフォームです。
SaaS形式で提供されており、サーバー環境やシステムのインストールが不要で、申し込み当日から運用を開始できます。
セキュリティ対策はISO/IEC27001:2013に準拠しており、オートスケーリングや自動アップデート機能も搭載されています。
特徴として、ネイティブアドの配信や会員管理、マーケティングオートメーション機能などを通じて、広告収益や課金ビジネスも展開可能です。
また、出版社品質のコンテンツ制作支援や、SNS運用、デジタル広告施策、短尺動画広告「FLASH AD」なども提供されています。
IKUSA株式会社
サービス内容 | SEOサイト設計、SNS連携、運用・記事更新・全国対応 |
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料金 | 初期費用:20万円
月額:15万円〜 |
実績 | ページスピードスコア80%UP
自然検索流入30%以上UP |
IKUSA株式会社は「あそび」で企業課題を解決する事業で知られますが、一方でデジタルマーケティング支援にも注力しており、オウンドメディアのサイト制作と運用支援を行っています。
3,000名以上の人材ネットワークからプロジェクトに適したメンバーのアサインが可能で、コンテンツのマーケティングの知見を活かしたメディア構築が得意です。
初期費用は20万円、月額費用は15万円~で、最低契約期間は6か月です。
サービスでは、運営目的に基づいたコンテンツの計画・制作・更新などを行い、更新作業の外部委託により社内の負担を軽減できます。
運営の流れは、ヒアリングから始まり、実作業、効果検証までが含まれています。
オウンドメディア運用代行の成功事例紹介
ここでは以下の、and media株式会社がオウンドメディアの運用代行を行った3社の成功事例について解説していきます。
- KOBUSHI MARKETING合同会社
- 株式会社CREXiA
- 株式会社ディグロス
それぞれ確認していきましょう。
KOBUSHI MARKETING合同会社
代表社員の井上裕介氏は「SEO対策で困ったときには最初に相談します。」と語っており、and media株式会社の提案力に納得感があると高く評価しています。
「いくつかのキーワードで上位表示され、1位を獲得できたキーワードもあり大満足です」と具体的な成果にも言及しており、無料相談でも非常に細かいアドバイスが得られると太鼓判を押しています。
株式会社CREXiA
オウンドメディアの立ち上げに際してand media株式会社の支援を受け、ペルソナに関する詳細なヒアリングや、対策キーワードの選定、内部施策・外部施策に関する細やかなアドバイスが行われたとのことです。
その結果、新規ドメインでありながら、複数のキーワードで検索エンジン上位表示を実現しており、実際の問い合わせ獲得にもつながっています。
株式会社ディグロス
代表取締役の大村剛氏は、自社のオウンドメディア向けSEO記事制作を毎月依頼しているとした上で「毎月定期的に問い合わせが発生しています。」とその効果を語っています。
and media株式会社は品質にこだわって記事を作成してもらえるので安心して任せられ、執筆いただいた記事経由で新規問い合わせにもつながっているとのことです。
加えて「定期的にSEO視点のアドバイスを丁寧にいただけるので、とても助かっています」と、成果創出だけでなく伴走支援にも満足しています。
まとめ:SEOに強い運用代行でオウンドメディアを成長させよう
オウンドメディア運用代行サービスは、自社メディアの成長をサポートしてくれる心強いサービスですが、各社それぞれに「SEOに強い、業界特化、ブランディング重視」など特色があるので、自社の目的や課題に合った企業を選ぶことが大切です。
まずは候補となる代行会社の実績や強み、提供サービス範囲を比較検討し、予算や目的に合致するかを見極めていきましょう。
自社にぴったりな運用代行会社が見つかれば、今後の自社メディアの成長が期待できるので、ぜひこの記事を参考にオウンドメディア運用代行サービスを活用してみてください。