東京にはさまざまな異業種交流会が存在し、起業家や営業職、ベテランから若手まで幅広いビジネスパーソンが参加しています。
自分に合った交流会を選んで積極的に参加していくことで、人脈やビジネスチャンスを大きく広げることが可能です。
本記事では東京の異業種交流会について、おすすめの交流会の紹介から選び方のポイント、参加するメリット、参加時の注意点などについて詳しく解説していきます。
異業種交流会に参加したいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
東京のおすすめ異業種交流会9選
まずは、東京のおすすめ異業種交流会を9つ紹介します。
- AKEY会
- CXOランチ会
- CLIP TOKYO
- フレンドリンク(東京ビジネスランチ交流会)
- Doomoビジネス交流会
- meets交流会
- 異業種交流会TACT
- WomanTACT(女性限定交流会)
- 西東京ビジネス交流会
AKEY会
主催団体 | 株式会社AKEY CONSULTING |
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開催頻度 | 毎月多数開催 |
開催エリア | 横浜ほか全国主要都市 |
参加費用 | 月額4.98万円 |
公式サイト | https://andmedia.co.jp/itpark/akey |
AKEY会は経営者限定の会食型交流会で、年商1億円以上の企業オーナー・社長クラスが中心に参加しています。
主に年商1億円以上の経営者や、上場企業の役員クラス、起業家が集い、少人数・着席形式の会食を通じて密度の高い交流を行っています。
1回の交流は約1時間と短時間で開催されており、経営者の貴重な時間を効率的に活用できる点も特徴です。
参加費用は月額49,800円(税別)で、12か月一括前払いのみとなっており、追加参加者ごとに月額14,900円が加算され、実費で会食費(例:ランチ3,000〜5,000円程度)が別途必要となります。
会員からは「初回参加で数百万円の成約に至った」「7か月で1億円超の成果」などの報告もあり、ビジネスマッチングの場として実績も多く確認されています。
\日本一費用対効果の良い2.98万円!/
CXOランチ会
主催団体 | 株式会社AI SWORD |
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開催頻度 | 毎月開催 |
開催エリア | 横浜ほか全国主要都市 |
参加費用 | ランチ代:10,000円(税込) |
Webサイト | https://cxo-center.com/ |
CXOランチ会は企業の経営企画・財務・人事・技術などのCXOクラス(役員クラス)限定で行われる少人数制のビジネスランチ交流会です。
中小企業から上場企業まで、多様な規模・業種の経営層が参加し、商談、資金調達、協業などの機会を作り出しています。
主な活動内容としては、定期的に開催されるランチ会や交流会、CXO同士のリファラル(紹介)、サウナ会などのレジャー企画があり、有料のプレミアムプランではシークレット会や大手企業重役による顧問紹介なども行われています。
参加者の声としては、数か月で契約・売上につながった、普段アプローチできない大手決裁者と接点が持てた、などの実績が紹介されています。
\上場企業CXOとのランチ会で人脈構築!/
CLIP TOKYO
主催団体 | 株式会社セントラルベース |
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開催頻度 | 毎月複数開催 |
参加費用 | 4,000円(交流会によって変動あり) |
CLIP TOKYOは株式会社セントラルベースが運営するビジネス交流会シリーズで、業界や肩書きを越えて多様な人材が気軽に集える交流の場を提供しています。
参加者は毎回20~30名程度で、士業・クリエイティブ・マーケティング関連など、テーマ別に開催されることもあります。
各会は約2時間で、自己紹介タイム(1人30秒~1分)を含む4回の交流セッションとフリータイムでの構成です。
プロのアナウンサーによる進行のもと、1分間のプレゼン機会や参加者名簿の配布も行われています。参加者の約7割が初参加ですが、運営スタッフのサポートもあるため、初めてでも安心です。
ネットワークビジネスや仮想通貨関連業種の参加は禁止されており、迷惑行為や勧誘行為にも厳しいルールが設けられています。
フレンドリンク(東京ビジネスランチ交流会)
主催団体 | フレンドリンク異業種交流会 |
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開催頻度 | 毎週多数開催 |
参加費用 | 3,000〜5,000円 |
フレンドリンクは2001年創業の老舗の交流会主催団体で、東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡・仙台など全国の主要都市で定期開催されている、ビジネスパーソン向けの異業種交流イベントです。
これまでに延べ75,000人以上が参加し、年間の開催数は約900回を超えます。
ランチタイムを利用した交流会や、経営者・女性・士業限定の会もあり、参加者は1人での参加が大多数を占めています。
参加費は3,000円~5,000円程度で、食事付きのランチ会が中心です。
会場は銀座、青山、大手町、新橋などのアクセス良好な場所で実施されており、着席形式で1人ずつの自己紹介と自由交流時間が設けられています。
日本テレビやNHK、日本経済新聞など多数のメディアにも取り上げられており、異業種間の新たな出会いと人脈形成を目的に、継続的な運営が行われています。
Doomoビジネス交流会
主催団体 | アイエックス株式会社 |
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開催頻度 | 毎月複数開催 |
参加費用 | 2,000円程度 |
Doomoビジネス交流会は、東京および大阪で定期的に開催されている異業種交流会です。
業種・職種を問わず、会社員・個人事業主・経営者・副業フリーランスなどさまざまな立場の社会人が参加できます。
参加費は通常2,000円(税込)、早割は1,500円(税込)で、支払いは現金またはPayPayに対応しています。
会場は、有楽町・渋谷・新宿・大阪梅田などアクセスの良い場所で、各回50名程度が参加しており、会は立席形式で自由な歓談・名刺交換が中心です。
初めての参加や一人での参加者も多く、スタッフのサポートもあるため安心です。
Doomoビジネス交流会では、テーマ型交流会や週末・夜間開催のバリエーションもあり、月曜・水曜・金曜を中心に開催されています。
meets交流会
主催団体 | meets株式会社 |
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開催頻度 | 不定期 |
参加費用 | イベントにより異なる |
meets交流会は、参加者同士が抱える課題や目的に合わせてテーマ別に交流するプラットフォームです。
このビジネス交流会は、参加者の目的に応じたテーマで開催され、業種や役職を問わず、ビジネスに直結する人脈構築や情報交換の場として活用されています。
経営者・決裁者限定の名刺交換会やディナー交流会などでは、新しいアイディアを得たい・協業者を探したいという目的にマッチした交流会となっています。
イベントは東京の品川や秋葉原で開催され、服装自由、名刺持参、定員制での実施です。
参加費は7,000円で、フードやドリンクの提供も含まれています。
異業種交流会TACT
主催団体 | 株式会社ロイヤルエンゲージメント |
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開催頻度 | 毎月開催 |
参加費用 | 2,000円〜 |
異業種交流会TACTは、全国各地で開催されるビジネス交流イベントです。
東京・大阪をはじめ、札幌、仙台、名古屋、広島、福岡などの主要都市で毎月定期的に実施されています。
参加対象はビジネスパーソン、経営者、個人事業主、フリーランス、士業などで、開催される交流会は「ExecutiveTACT(士業・経営者)」「FreelanceTACT(フリーランス)」「EstateTACT(不動産関連)」など多様なテーマ型の交流会です。
ルール遵守が厳格に管理されており、ネットワークビジネスや宗教勧誘、展示販売などは禁止されています。
また、月額会員制度では定期的なマッチングサポートも行っており、参加者の満足度向上と安全性確保を重視した運営体制が整っています。
WomanTACT(女性限定交流会)
主催団体 | 株式会社ロイヤルエンゲージメント |
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開催頻度 | 毎月開催 |
参加費用 | 2,000円〜 |
女性限定異業種交流会「WomanTACT」は、女性経営者・女性個人事業主・女性士業のみが参加対象のビジネス交流会です。
同性のビジネスパートナーを求めるニーズに応えるため毎月開催されています。参加者の目的に応じて、会場内では業種別に分類されており、効率よく交流相手を見つけやすい内容で運営されています。
開催場所は東京都渋谷区の「TIME SHARING 渋谷神南2A」で、早割事前振込は2,000円(税込)、当日支払いは3,000円(税込)です。
禁止業種の参加は不可で、士業事務所の代理参加や不動産投資企業所属者の参加も受付できません。
交流の質を高めるためのルール徹底がなされており、女性にとって安心して参加できる交流会となっています。
西東京ビジネス交流会
主催団体 | 西東京ビジネス交流会(非営利団体) |
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開催頻度 | 年4回程度 |
参加費用 | 3,000円〜 |
西東京ビジネス交流会は、西東京市および近隣地域の事業者・従業員などを対象とした非営利のビジネス交流団体です。
入会金や年会費は不要で、交流会の参加費のみ自己負担となります。
年4回の異業種交流・親睦会を開催しており、各参加者に1分間のプレゼンテーションタイムが設けられるほか、商品やサービスの紹介資料の配布も可能です。
会員は、紹介カードやビジネスマッチングシートを活用し、相互にビジネス機会を提供し合うことで信頼関係を構築できるようになっています。
会員数は700名を超え、FM西東京の番組出演や、Facebookグループを通じた情報交換も可能です。
ネットワークビジネスなど一部の勧誘目的参加は制限されているため、健全なビジネス環境が維持されています。
東京の異業種交流会を選ぶポイント
東京には大小さまざまなビジネス交流会がありますが、どれに参加すべきか迷ったときは以下のポイントをチェックしてみましょう。
- どのような層が参加しているか事前にチェックする
- 自分の目的に合ったテーマの交流会を選ぶ
- 参加費が適切かを確認する
- 継続開催されているか
- 主催者の信頼性や実績があるか
どのような層が参加しているか事前にチェックする
交流会によって参加している人の層が異なり、経営者限定のコミュニティもあれば、20代〜60代まで誰でも参加できる会もあります。
例えば、AKEY会は参加者の役職が100%経営者というハイクラス向けコミュニティですが、別の異業種交流会では20代から60代まで幅広い年齢層が参加している会があるなど、さまざまです。
自分が交流したい対象が、経営者同士なのか、年代が近い人なのか、業界問わず広く交流したいのかなどに沿った会を選びましょう。
自分の目的に合ったテーマの交流会を選ぶ
異業種交流会にはテーマ特化型のものも多く、自分の興味や業種に合わせて選ぶことができます。
例えば、Doomoビジネス交流会はエンジニア交流会やフリーランス交流会など複数のテーマ別イベントを開催しており、同じ趣味・職種の人と出会いやすくなっています。
また、CLIP TOKYOは毎回多彩なテーマで交流会を開催し、各社1分間プレゼンの機会を設けるなど独自のプログラムが好評です。
女性起業家向け、業界別(IT、不動産など)、ランチ形式、セミナー付きなどさまざまなジャンルがあるので、自分の目的に合うテーマの会を探してみましょう。
参加費が適切かを確認する
参加費も交流会によって大きく異なります。
中には無料で参加できるものもありますが、一般的な異業種交流会では、1回あたり数千円程度(約1,000~3,000円前後)が相場です。
メンバーシップ制のコミュニティも存在し、月額会費を払って参加し放題という形式もあります。
AKEY会は「日本一費用対効果が良い」と謳っており、月額4.98万円で全ての定例会に出席可能です。
自分の予算や参加頻度に合わせて、費用面も確認するようにしましょう。
継続開催されているか
交流会が定期的に開催されているか、長く継続して運営されているかも重要なポイントです。
継続開催されている会は、運営が安定していて参加者もリピーターが多く、より深い人脈形成につながりやすい傾向があります。
また、開催頻度が多い交流会は、急に時間が空いたときでも当日飛び込み参加できる手軽さも魅力です。
逆に、単発開催や不定期開催のイベントは一度きりで終わる場合もあるため、継続的に人脈を広げたい場合は定期開催されているものを選ぶとよいでしょう。
主催者の信頼性や実績があるか
主催団体の信頼性もチェックしましょう。
過去の開催数や参加者からの評判、運営ルールの明確さなどがポイントで、長期間にわたりトラブルなく運営されている会は比較的安心して参加できます。
開催実績が多く、大きなトラブルが発生していない交流会では、それだけ運営がしっかりとしているため始めての参加でも安心です。
主催者によっては、万一悪質な勧誘行為が発生した場合に備えて、弁護士法人や消費者センターと連携した相談体制も整備されており、参加者が安心できる取り組みが評価されている会などもあります。
また、参加ルールを厳格に定め、ネットワークビジネス等の禁止事項を明示して安全・安心な交流環境を維持している交流会も多数あります。
主催者の実績や信頼できる運営方針かどうか、参加前に公式サイト等で確認しておくとよいでしょう。
東京の異業種交流会に参加するメリット
異業種交流会に参加すると、以下のようなさまざまなメリットがあります。
- 新しいビジネスチャンスが見つかる
- 普段出会えない業界の考え方を学べる
- 人脈を拡大できる
- 転職や副業のきっかけになる出会いがある
- 今話題のビジネスやトレンド情報が手に入る
- ほかの会社の成功・失敗エピソードが参考になる
- 前向きに頑張る人たちからいい刺激を受ける
ビジネス面だけでなく、自身の成長にもプラスとなる具体的なメリットを見てみましょう。
新しいビジネスチャンスが見つかる
異業種の人脈は新たな仕事の受注・発注機会につながり、普段接点のない業界の経営者や担当者と出会うことで、新規顧客の獲得や思いもよらない事業提携の可能性につながるかもしれません。
仕事の受発注のみでなく、新しいアイディアを得られることで、そこから新たなビジネスチャンスにつながる可能性もあります。
このように交流会はビジネスにつながる貴重な出会いの場であり、積極的に参加することで、大きな商談や契約のチャンスを掴めるかもしれません。
普段出会えない業界の考え方を学べる
交流会にはさまざまな業界のプロが集まるため、自分とは異なる業界の視点や発想を学べるのも大きな魅力です。
異なる分野の知識や最新技術に触れることで、現状のビジネスモデルを見直すヒントや、新しい発想を得ることができます。
普段出会えない他業種の人と意見交換する中で、自社の強み・弱みを客観視したり、多様な考え方に刺激を受けることができたりするでしょう。
こうした学びは、自分のビジネスに新たな価値を生み出すきっかけになります。
人脈を拡大できる
新たな人脈づくりは、交流会参加の最大のメリットです。
業種や職種の垣根を越えて、多様な人々と名刺交換したり会話したりすることで、普段出会えない人脈を構築できるでしょう。
こうした出会いから、将来的なビジネスパートナーや顧客、協業相手が見つかる可能性もあります。
「交流会に参加して毎回新しい人に会える」と高く評価する声も多くあり、人脈はビジネスにおける重要な資産と言われる通り、交流会はその資産を増やす最適な場です。
積極的に話しかけて連絡先を交換し、関係を維持・発展させていくことで、やがて大きなビジネスにつながるかもしれません。
転職や副業のきっかけになる出会いがある
異業種交流会は現職でのビジネスだけでなく、キャリア面でのチャンスにもつながる場合があります。
交流会にはさまざまな企業の人事担当者や業界に詳しい人も集まるため、参加者の中には「将来の転職に備えて情報収集を目的に参加する」人も少なくありません。
異業種交流会で他業種のリアルな体験談や裏話を聞いたり、場合によっては人材紹介会社のスタッフと知り合って企業の生の情報を得られたりできます。
こうした生きた情報は、インターネット上の噂話より信頼度が高く、転職活動の判断材料として貴重です。
また、副業を探している人にとっても、別業界の人脈からプロジェクトの誘いを受けたり、スカウトされたりするケースもあります。
異業種交流会に参加しておくことで、いざという時に頼れるネットワークを築けるでしょう。
今話題のビジネスやトレンド情報が手に入る
交流会は、業界最新情報やトレンドを把握する絶好の機会でもあります。
参加者との会話やプレゼンを通じて、最新の技術動向や市場の流れ、競合他社の動きなど貴重な情報を得られます。
普段、自分の業界だけでは気付けない新製品・サービスの情報や、他業界で流行しているビジネスモデルを知ることで、自社の戦略を見直すヒントを得られるでしょう。
SNS戦略やWebマーケティング手法など、その手のビジネスに強い人材も多く参加することも考えられるため、このような人から情報を得られるだけでも参加するメリットは大きいといえます。
ほかの会社の成功・失敗エピソードが参考になる
さまざまな業界の人々と交流すると、お互いの成功体験や失敗談を共有し合えるのもメリットです。
自社とは異なる環境で成功した事例を聞けば、新たな戦略の参考になりますし、逆に他社の失敗談から学べる教訓も多いでしょう。
特に、経営者同士の交流会では、採用や資金繰り、事業拡大といった共通の悩みに対する経験談やアドバイスが得られやすい傾向があります。
ほかの参加者の成功事例や熱意に触れることは大きな刺激となり、自身のビジネスへの意欲も高まることでしょう。
前向きに頑張る人たちからいい刺激を受ける
異業種交流会で得られる刺激は、日々の仕事のモチベーションアップにつながります。
ほかの業界で活躍する人々の情熱や努力を直接感じることで、自分も負けていられないという前向きな気持ちが芽生えるでしょう。
特に、起業家や経営者にとって、悩みを打ち明け共感しあえる仲間と出会える場は精神的な支えとなります。
孤独になりがちな方でも、明日からの仕事へ前向きに取り組める原動力となるでしょう。
東京の異業種交流会参加時の注意点・マナー
異業種交流会では多種多様な人々と交流するため、以下のような基本的なビジネスマナーを押さえておくことが大切です。
- 清潔感のある服装にする
- 名刺は多めに持参する
- 自己紹介は1分以内でわかりやすくまとめておく
- ネットワークビジネスや強引な勧誘は厳禁
- トラブルになりそうな話題や批判は控える
上記注意点についてそれぞれ解説していきますので、初めて参加する方も安心して交流を楽しめるよう確認しておきましょう。
清潔感のある服装にする
服装は基本的に自由な会が多いですが、清潔感のあるビジネスカジュアルが無難です。
男性であれば、ノーネクタイでもジャケット着用が望ましく、仕事帰りならスーツ姿でも問題ありません。女性は、シンプルできれいめなオフィスカジュアルを意識すると好印象です。
派手すぎる格好やカジュアルすぎる服装は避け、TPOに合わせた身だしなみを心掛けましょう。
また、髪型やひげの手入れ、シャツのしわ取りなど細部まで清潔感に配慮すると、よりベストといえます。
名刺は多めに持参する
ビジネス交流会では名刺交換が人脈づくりの基本なので、必ず十分な枚数の名刺を用意して参加しましょう。
参加人数より少し多めの名刺を持参するのが安心で、挨拶時に名刺がないと「準備不足」とネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
会場では「まず名刺交換をしてから会話に入る」のがマナーのため、初対面の人に話しかける際は「こんにちは、〇〇と申します。名刺交換よろしいでしょうか?」と声をかけるのが無難なスタートです。
名刺交換後は、相手の名刺上の情報に触れつつ、会話を広げてみましょう。
なお、名刺入れなど小物もシンプルで上質なものを使うと、細部にも気を遣っている好印象を与えられます。
自己紹介は1分以内でわかりやすくまとめておく
短時間で多くの人と出会う交流会では、端的で印象に残る自己紹介ができると有利なため、事前に簡潔な自己PRや会社紹介のトークを準備しておきましょう。
交流会によっては、参加者全員に1分程度の自己紹介タイムが用意されることもあります。その際にスムーズにアピールできるよう、自社の事業内容や、自分が提供できる価値をまとめた自己紹介を暗記しておくと安心です。
自己PRを用意しておけば、フリートークの場面でも会話の中で自分を効果的に売り込むことができます。
「相手の記憶に残るキーワードを盛り込む」「名刺に一言手書きでメッセージを添える」など工夫して、自分という存在を印象付けましょう。
ネットワークビジネスや強引な勧誘は厳禁
多くの異業種交流会では、参加者が不快に感じたりトラブルの原因となる行為を禁止事項として定めています。
例えば、個人情報の過度な詮索、宗教やビジネス勧誘(マルチ商法など)の目的での参加、先物取引など金融商品の執拗な勧誘、反社会的勢力に関わる行為…といったものはどの交流会でも共通して禁止されている行為です。
ネットワークビジネスの勧誘目的で参加しようとする人は嫌われるだけでなく、運営から出入り禁止措置を取られる場合もあります。
ルール違反は厳禁ですので、各交流会の参加規約に目を通し、健全な交流の場を乱す行為は決して行わないようにしましょう。
また、無断キャンセルを繰り返すと以後参加を断られることもあるため、やむを得ずキャンセルする場合は、事前連絡を徹底するようにしてください。
ビジネスマナーとモラルを守って、参加者同士が安心できる環境づくりに協力することが大切です。
トラブルになりそうな話題や批判は控える
初対面の相手と打ち解けるには、選ぶ話題にも配慮が必要です。
政治・宗教など議論の分かれるテーマは避け、相手の業界や仕事の話、最近のニュースでビジネスに関係しそうなネタなど、みんなが話しやすい話題を選ぶと良いでしょう。
自慢話や他社の悪口など、相手を不快にさせる可能性のある話題もNGです。
基本は「相手に興味を持って質問する」ことが円滑なコミュニケーションにつながるため、「御社ではどんなサービスを提供されているのですか?」などオープンな質問から入り、相手が話しやすい空気を作りましょう。
会話が途切れたら無理に引き延ばさず「では他の方ともお話ししてみましょう」などと言って、スマートに次へ移るのも一手です。
色々な人とバランス良く交流することで、「あの人と話せて良かった」と思ってもらえるよう意識しましょう。
まとめ:東京で自分に合った異業種交流会に参加しよう
今回は、東京で参加できる異業種交流会について紹介してきました。
それぞれ参加者層や目的、運営スタイルが異なるため、自分のビジネス課題や求める人脈に合った会を選ぶことが大切です。
ぜひ本記事の情報を参考に一歩踏み出し、自分にフィットする異業種交流会に参加してみてください。