診断コンテンツ作成ツールおすすめ10選!費用や選び方・活用のポイントを解説

マーケティング施策の一つとして注目を集める「診断コンテンツ」。近年では、ノーコードで作成できるクラウドタイプのツールも増えており、社内で手軽に導入できる環境が整いつつあります。

一方で、「どのツールを選べばいいかわからない……」「成果につながるか不安……」と感じる担当者も少なくありません。

この記事では、おすすめの診断コンテンツ作成ツールを紹介します。費用相場・選び方・成果を出すためのポイントまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

診断コンテンツ作成ツールとは?

診断コンテンツ作成ツールとは、ユーザーがいくつかの質問に回答するだけで結果が自動的に表示される「参加型コンテンツ」を手軽に作成できるツールです。

ノーコードで制作できるタイプであれば、プログラミングや専門知識が不要で、エンジニア不在の環境でも運用を始めやすいのが特徴です。クイズや性格診断、商品レコメンドなど、目的に応じた多様な形式を作成できるため、ターゲットに合わせた体験型コンテンツを展開しやすくなります。

導入の目的は、ユーザーの興味喚起とCV導線の最適化です。従来の静的なページと異なり、ユーザーが自ら参加することで理解や記憶への定着度が高まり、商品理解や資料請求、購入などの行動に結びつきやすくなります。

さらに、SNSシェアによる拡散効果や、診断データを活用したリード獲得・分析が可能なツールも増えています。「体験を通じてブランドとつながる」マーケティング施策を自社で構築できる点が、診断コンテンツ作成ツールの大きな魅力といえるでしょう。

診断コンテンツの種類

診断コンテンツには、目的や設計ロジックによって複数の種類があります。
代表的な形式は次のとおりです。

ポイント型(クイズ型1軸・複数軸) 1つまたは複数の診断軸に沿ってスコアを算出し、結果を提示する形式。テストや検定、商品との相性診断など、数値を可視化したい診断に向いています。
分岐フロー型(チャート型) 質問の回答ごとに選択肢が枝分かれし、最終的な結果にたどり着く仕組み。ユーザーの回答内容に応じて個別の結果を提示できるため、おすすめ商品診断やパーソナライズ診断などへの活用におすすめ。
結果加算型 各設問のスコアを合計し、最も高い傾向を導く形式。相性診断や性格診断など、ユーザーの特徴をひとつのタイプとして明確に提示したい場合に適しています。
組み合わせ型(4・8・16タイプ診断) 複数の軸とその傾向(例:内向型・外向型など)を掛け合わせて、タイプを導き出す方式。

例:4軸の設計であれば、2の4乗=16タイプの診断結果を表示。

それぞれのロジックには得意分野があります。業種やターゲット層、目的に合わせて最適な形式を選定することが、成果につながる診断コンテンツ制作の鍵といえるでしょう。

診断コンテンツ作成ツールを導入する目的

診断コンテンツ作成ツールを導入する目的は、制作の効率化だけではありません。マーケティング活動の成果を最大化するための「仕組みづくり」にもあります。

認知拡大の面においては、SNSシェアや広告との連携によって、ブランドの露出を自然に広げられます。

また、診断結果ページから資料請求や会員登録へとスムーズに誘導できるため、見込み顧客の獲得も期待できるでしょう。

さらに、ツール上で得たデータを活用すれば、回答傾向の可視化や広告ターゲティングの改善も可能です。診断コンテンツ作成ツールの導入により、顧客体験の向上からデータドリブンなマーケティングの強化まで、多方面での効果が見込めます。

診断コンテンツ作成ツールを使うメリット

診断コンテンツ作成ツールを活用することで、従来のマーケティング施策における制作課題を大きく解消できます。

なかでも、制作コストの削減は大きなメリットのひとつです。ツールの導入により自社内で制作を完結でき、外注コストを抑えながら効率的にコンテンツを公開できます。ノーコード対応ツールであれば、マーケティング担当者自身で制作を進められる点も魅力です。

さらに、データ分析機能を備えたツールを使えば、回答傾向や離脱率を数値で把握し、改善施策をスピーディーに実行できます。

診断コンテンツ作成ツールの導入は、スピード・コスト・効果を最適化し、より戦略的なマーケティング施策を実現するための有効な手段といえるでしょう。

診断コンテンツ作成ツールを使うデメリット

診断コンテンツ作成ツールの活用には多くのメリットがありますが、利用時にはいくつか注意すべき点もあります。

特に、無料プランでは機能制限があるケースが多く、出力形式や分析機能が使えない場合もあります。デザインの自由度も限られており、高度なビジュアル表現や独自ロジックの設定が難しいこともあるでしょう。

ただし、近年ではこうした課題を解決できる「クラウド型のツール」も登場しています。クラウドタイプは、クラウド上で共同編集や運用ができます。実績豊富なロジックやテンプレートが初期搭載されているものも多く、分析や改善の自動化によって成果の最大化が期待できます。

また、UI操作も直感的なものが多く、担当者が自ら操作でき、運用のしやすさも魅力です。

導入してから後悔しないためにも、導入前に「どの範囲まで自社で作り込みたいか」を整理しておくことで、ツールの選定や活用効果をより高められるでしょう。

診断コンテンツの作り方

診断コンテンツを制作する方法は、大きく分けて以下の2つです。目的やリソース、求めるクオリティに応じて最適な方法を選ぶのがポイントです。

  1. 診断コンテンツ作成ツールを活用する
  2. 診断コンテンツ制作会社に依頼する

診断コンテンツ作成ツールを活用する

診断コンテンツ作成ツールを活用する最大のメリットは、スピードとコストの両立です。企画立案から質問作成、結果設定、デザイン、公開、分析までの一連の流れを自社で完結できます。

テンプレートやサンプル診断を活用すれば、短期間でオリジナル診断を公開することも可能です。

また、ノーコード対応のツールであれば、誰でも簡単に設計できるため、エンジニアがいないチームでも安心して導入できます。顧客や回答情報も把握しやすい仕様のものが多く、効果測定や改善もスムーズに行えます。

さらに、クラウド型ツールであれば、複数メンバーで同時編集できるため、作業の効率化も期待できるでしょう。

診断コンテンツ制作会社に依頼する

ブランディングや精度の高い設計を求める場合は、制作会社への依頼が適しています。特に、医療・教育・BtoBといった専門性の高い領域では、業界理解や専門監修が必要なため、外注によって信頼性の高いコンテンツ制作が可能です。

制作会社の場合、企画立案からロジック設計、テキスト・デザイン制作、実装、効果測定までを一貫して任せられるのも大きなメリットです。専門ディレクターが目的に沿った最適な診断構成を提案してくれるため、より成果につながる施策を実現できるでしょう。

一方で、制作会社に依頼する場合は、一定のコストや納期がかかります。社内のリソース不足などでノーコードツールやクラウドタイプでも対応が難しい場合や、複雑なロジック設計などを要するケースでは、制作会社への依頼も視野に入れるとよいでしょう。

診断コンテンツ作成にかかる費用相場

診断コンテンツの導入コストは、使用するツールや依頼方法によって大きく異なります。ここでは「ツールを使う場合」と「制作会社へ依頼する場合」の一般的な費用相場を紹介します。

  • 診断コンテンツ作成ツールの使用にかかる費用相場
  • 制作会社への依頼にかかる費用相場

診断コンテンツ作成ツールの使用にかかる費用相場

診断コンテンツ作成ツールの月額費用は、3万〜5万円程度が相場です。無料プランを提供しているツールも多いので、「まずは、試してみたい」という場合は、無料プランで試験的に導入するのもよいでしょう。

有料プランでは、デザインの自由度向上やSNS連携、データ分析機能の追加などが可能になります。費用を抑えながら自社でスピーディーにPDCAを回せる点が、ツールを活用する大きな魅力です。

ただし、プランによっては利用できる診断数や回答件数に制限があるため、自社の目的と運用規模に合ったプラン選定が重要です。複雑なロジックや高品質なビジュアルを求める場合には、上位プランも検討するとよいでしょう。

制作会社への依頼にかかる費用相場

制作会社に依頼する場合の費用は、簡易的な診断で1本あたり20万円前後、本格的なコンテンツでは150万〜300万円程度が一般的です。

企画立案やロジック設計、デザイン制作、実装、分析などをプロが一貫して対応するため、費用はやや高額になります。特に、医療・教育・BtoBといった専門性の高い分野では、監修や正確性の担保が求められるため、外注による信頼性向上が期待できます。

一方で、修正や改善の際に追加費用が発生するケースもあるため、長期的な運用コストを見越した上で慎重に依頼先を選ぶことが大切です。

診断コンテンツ作成ツールを選ぶときのポイント

診断コンテンツ作成ツールは多機能化が進んでいるため、「誰が・どこまで扱えるか」が選定のカギになります。
ここでは、導入前に確認しておきたい以下のポイントについて解説します。

  • ノーコード対応で操作しやすいか
  • ロジックやテンプレートの種類が豊富か
  • データ計測・分析機能はあるか
  • デザインやカスタマイズの自由度は高いか
  • 費用は予算内か
  • サポート体制が万全か
  • 導入実績は豊富にあるか

ノーコード対応で操作しやすいか

ノーコード対応ツールは、専門的な知識がなくても直感的に操作できるため、選定時の重要ポイントのひとつです。

ノーコードとは、プログラミングやHTMLの知識がなくても、画面操作だけでWebコンテンツを作成・更新できる仕組みのことです。

診断の設問作成から結果設定、デザイン反映、公開までがひとつの画面で簡単に完結できるツールであれば、運用負担も大幅に軽減できるでしょう。エンジニアなどの専門職がいないチームでも、担当者自身が更新・改善できるのもメリットです。

ツールの操作性は、導入後の業務効率にも直結します。画面の見やすさや操作しやすさ、共同編集機能の有無など「実際に運用する担当者目線」で確認しておくと安心です。

ロジックやテンプレートの種類が豊富か

診断コンテンツの質は、ロジックとテンプレートの豊富さによって大きく左右します。設問形式や結果タイプにバリエーションが多いツールほど、自社サービスやターゲットに合った設計がしやすくなります。

たとえば、4タイプ診断・ポイント加算型・分岐フロー型など選べるロジックが多いほど、目的に応じた最適なユーザー体験を提供できるでしょう。

また、テンプレートが充実しているツールであれば、レイアウトやデザインの基礎が整っている傾向があり、短期間で高品質なコンテンツ制作が可能です。社内にWebデザイナーがいない場合でも、テンプレートの活用で十分なクオリティが期待できます。

データ計測・分析機能はあるか

診断コンテンツの効果を最大化するには、データの可視化と分析機能が欠かせません。

回答傾向や離脱率、回答時間などを計測できるツールであれば「どの設問でユーザーが離脱しているか」「どんな属性のユーザーが多いか」などを把握できます。

これにより、コンテンツ内容の改善や導線設計の見直しが効率的にでき、PDCAをスピーディーに回せるようになります。

一方、費用が安くてもデータが取得できないツールでは、改善の根拠が得られにくく、成果が頭打ちになりやすいのが実情です。コストだけで判断せず、分析機能の充実度も加味して選ぶことが、長期的な成果につながるポイントです。

デザインやカスタマイズの自由度は高いか

自社ブランドの世界観を伝えるうえで、デザインの自由度の高さは大切なポイントです。ブランドのトーンやビジュアルに合わせて調整しやすいツールであれば、一貫したブランド体験を提供できます。これにより、認知拡大や信頼感の醸成にもつながります。

デザインの柔軟性が高いほど、SNSなどでシェアされる際の見栄えも良くなり、自然なUGC(ユーザー生成コンテンツ)拡散も期待できます。UI/UX設計が洗練されたツールを選ぶことで、企業ブランディングと集客の両立を図りやすくなるでしょう。

費用は予算内か

診断コンテンツ作成ツールは、プランやツールごとに料金が異なります。費用を確認する際は、月額や年額だけでなく、初期費用や追加機能などを含めた総コストで比較することが大切です。

一見手頃に感じるツールでも、データ分析機能やデザイン機能が制限されている場合、複数の有料オプションが必要になるケースもあります。

また、プランのグレードによってサポート内容や利用範囲が大きく変わることも多いため、サービスの違いを事前に把握しておくことも重要です。

ベーシックプランから導入したものの、後に上位プランへ切り替えようとした際に、想定以上の費用設定になっているケースもあります。長期的な運用を見据え、プラン変更も想定して料金体系を確認しておくと安心です。

サポート体制が万全か

導入後のサポート体制も、ツール選定時に見落とせないポイントです。診断コンテンツは、設計や運用の段階で細かな設定変更が発生しやすいため、迅速かつ柔軟なサポートが受けられるかが運用効率を左右します。

マニュアルの提供だけでなく、チャットサポートやトラブル対応のスピード、機能アップデートの頻度なども事前に確認しておくと安心です。

単なるツールの提供にとどまらず、導入後も伴走的なサポートを提供しているツールを選ぶことで、より安定した成果を得られるでしょう。

導入実績は豊富にあるか

ツールの信頼性を判断するうえで、導入実績の豊富さも大切な基準です。実績が多いツールほど、安定した運用ノウハウやトラブル対応の知見が蓄積されている傾向があります。

特に、自社と同業種での導入事例が多いツールの場合、似たようなマーケティング課題や顧客層に対する成功パターンを参考にできます。さらに、導入後の成果や流れを具体的にイメージしやすくなるため、安心して運用できる可能性が高いでしょう。

選定時には、公式サイトに導入事例インタビューや活用レポートが掲載されているかどうかもチェックポイントです。実績数だけでなく、効果や内容まで確認することで、安心して長期運用できるツールを見極められるでしょう。

診断コンテンツ作成ツールおすすめ10選|無料あり

ここでは、おすすめの診断コンテンツ作成ツールを10選紹介します。

  1. 診断クラウド ヨミトル
  2. Judge
  3. Makko
  4. Lステップ LINE診断
  5. クロワッサン
  6. 診断メーカー
  7. Interviewz
  8. キュリア
  9. 診断スタジオ
  10. みんなの診断チャート

診断クラウド ヨミトル

運営会社 株式会社ピクルス
対応ロジック ・2ポイント型(1軸・複数軸)
・分岐フロー型
・結果加算型
・組み合わせ型(4・8・16タイプ診断)
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:50,000円〜
※詳細は要問い合わせ
無料トライアル

「診断クラウド ヨミトル」は、豊富なロジック×データ分析×直感的なUIを強みとしています。これらの強みを活かし、マーケティング成果に直結する診断コンテンツをノーコードで構築できるクラウド型のツールです。

5種類もの診断ロジックを備えているうえ、さまざまな業界別のテンプレートも活用できます。AIによる企画・設問・結果の自動生成機能もあり、リソース削減とROI最大化を実現します。

さらに、AIアシスタント機能により、工数のかかる長文ライティングも品質を担保しつつ手軽に行えます。

また、回答データ・離脱率・シェア数などの詳細な分析機能も充実しており、施策効果の可視化やスピーディーなPDCA改善もできます。クラウド上で運用・管理できるため、エンジニア不在の企業でも効率的な運用が可能です。

同ツールは、導入事例も豊富で、幅広い業種の企業が活用しているのも魅力。BtoB・BtoCどちらの業種にも対応できる柔軟性を持ち、キャンペーン・採用・展示会など、幅広いシーンで成果を上げています。

費用は、年間プラン4種類とスポットプラン3種類から選べるため、自社の予算や目的に合わせた最適なプランが選びやすいでしょう。

診断クラウド ヨミトルの詳細はこちら

Judge

運営会社 Dafree合同会社 / Dafree LLC
対応ロジック ・質問固定型
・質問分岐型
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:2,800円〜
※詳細は要問い合わせ
無料プラン あり

手軽さと高機能を両立したノーコード診断コンテンツツール「Judge」。最短10分で診断を作成・公開でき、URL発行やOGP設定などの拡散設計も簡単に行えます。複雑な分岐ロジックやスコア加算、数値入力などにも対応しており、専門知識がなくても多彩な診断コンテンツが作成可能です。

また、Googleアナリティクスとの連携や独自のアクセス解析により、回答経路やクリック数、離脱率を可視化しています。診断結果画面に問い合わせフォームを設置して、個別のリード情報を取得することもできます。

費用は月額制と年額制から選べるのも特徴。シンプルながら訴求力のある診断コンテンツをスピーディーに実装したい企業に最適です。

Judgeの詳細はこちら

Makko

運営会社 株式会社ギミックプラス
対応ロジック ・フローチャート方式
・点数方式
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:30,000円〜
※詳細は要問い合わせ
無料プラン あり

「Makko」は、業種・目的を問わず使えるオールインワン型の診断コンテンツ作成ツールです。商品レコメンド・Webプロモーション・研修eラーニングなど、幅広いシーンで活用できます。

フローチャート型と点数方式の2種類のロジックに対応しており、設問の分岐やスコア判定など複数の診断設計が可能です。ノーコード操作で、デザイン編集が簡単にできるのも特徴。背景・フォント・ボタンカラーなどをCMS上で直感的に設定でき、HTMLやCSSの知識がなくても自社ブランドに合わせたUIを作成できます。

レポート機能も充実しており、回答データや期間別統計をCSVでダウンロードして分析できます。短期間で高品質な診断を作りたい企業や、社内教育・人材育成に診断を活用したい企業にもおすすめです。

Makkoの詳細はこちら

Lステップ LINE診断

運営会社 株式会社Maneql(マネクル)
対応ロジック ・分岐型
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:5,000円〜(スタートプラン)
無料プラン あり

「Lステップ LINE診断」は、LINEを活用したマーケティングオートメーションツールです。「Lステップ」は、LINE公式アカウントと連携して使える外部拡張ツールで、ユーザーの属性や回答内容に応じてメッセージを自動配信できます。LINE上でアンケートや簡易診断を実施し、その回答データをもとにした「One to Oneマーケティング」が最大の特徴です。

診断コンテンツを活用すれば、友だち追加から回答→最適なメッセージ配信→問い合わせや購入導線までを自動化できます。ユーザーが慣れ親しんだLINE上で完結できるため、CV(コンバージョン)率の向上も見込めます。

一方で、診断設計はあくまで簡易的な分岐ロジックが中心のため、本格的な診断コンテンツを作り込みたい場合は別ツールとの併用もおすすめです。LINEを中心に顧客育成・コミュニケーション設計をしたい企業に適しています。

Lステップ LINE診断の詳細はこちら

クロワッサン

運営会社 株式会社on the bakery
対応ロジック ・1軸ポイント型
・結果加算型
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:38,500円〜
無料プラン あり

「クロワッサン」は、診断コンテンツだけでなく、オンラインガチャやアンケートなどもノーコードで作成できるマーケティング支援ツールです。

自社仕様の診断コンテンツを低コストで簡単に制作・公開でき、LINEやSNSと連携してリード獲得やキャンペーン施策に活用できるのも特徴です。

診断機能・ガチャ機能・アンケート機能など、遊び心ある設計でユーザーの参加率を高められる点も魅力といえます。さらに、レポート機能で利用状況や設問傾向を可視化し、顧客情報をCSV出力できるため、リードデータの分析にも活用できます。

BtoCだけでなくBtoB企業のイベント施策や展示会での利用事例なども豊富で、「自社開発の1/10のコストで導入できる」というコストパフォーマンスも支持されています。

クロワッサンの詳細はこちら

診断メーカー

運営会社 不明
対応ロジック ・分岐型
ノーコード対応 あり
データ分析機能 なし
料金 無料
無料プラン

「診断メーカー」は、無料で誰でも診断・占いコンテンツを作成できるシンプルなツールです。

完全無料で使用できるため個人利用も多く、名前診断・分岐診断・チェック診断・AI診断など、入力内容に応じた結果を自動生成できます。操作も非常にシンプルで、登録後すぐに診断を作成・公開できるのが特徴です。

ビジネスユースとしても、話題化やSNS拡散を狙ったライトコンテンツに活用できます。ただし、回答データの収集・分析機能には非対応のため、リード獲得やコンバージョン改善といったマーケティング視点で活用したい方には向いていません。

SNSでの話題づくりなど、「認知拡大のみ」を目的とする場合にはよいでしょう。

診断メーカーの詳細はこちら

Interviewz

運営会社 ラーナーズ株式会社(LEARNERZ Inc.)
対応ロジック ・単軸診断
・複数軸診断
・16タイプ診断
・ハイライト診断
・分岐フロー診断
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:30,000円〜
※詳細は要問い合わせ
無料プラン あり

「Interviewz」は、診断体験やヒアリングプロセスをデジタル化。タイピングを最小限にした直感的なUXで情報収集・診断を自動化できるSaaS型サービスです。

最短1日で診断フローを構築でき、Web・アプリ・チャット・メールなどあらゆるチャネルにも対応可能です。HubSpotやSalesforceといったCRMツールとのノーコード連携にも対応しており、リード情報やアンケート回答を自動的に登録・分析できます。

さらにスコアリング・EFO・CMS・デジタルギフト連携といった多機能設計により、回答率の向上やヒアリングコストの削減も実現します。

Interviewzの詳細はこちら

キュリア

運営会社 株式会社ミリアド
対応ロジック 要問い合わせ
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 要問い合わせ
無料プラン 要問い合わせ

「キュリア」は、営業・採用・マーケティング支援に強いノーコード型の診断コンテンツ作成ツールです。

採用サイトやSNSキャンペーンなど、幅広いシーンで活用できるのも特徴。テンプレートを選び、質問と結果を設定し、わずか5分でオリジナル診断を公開できます。

また、LINE連携機能やMAツール連携にも対応しているため、リード獲得やCRM強化にも適しています。診断結果を活用して、ユーザーごとのスコアに応じたフォローや、おすすめ提案ができるのもポイントです。

回答データは、自動でグラフ化・CSV出力できるため、マーケティング分析や採用エンゲージメントの可視化にも活用できます。導入企業の中には、診断をきっかけに資料請求率が2倍・応募率が1.7倍に向上した事例もあり、成果を重視する企業から支持を集めています。

キュリアの詳細はこちら

診断スタジオ

運営会社 サイトエンジン株式会社
対応ロジック 3軸×8結果タイプの診断
ノーコード対応 あり
データ分析機能 あり
料金 月額費用:9,900円〜
無料プラン あり

「診断スタジオ」は、リード獲得とブランド認知を同時に叶えるタイプ別診断作成ツールです。

専門知識がなくても作成できるノーコードツールで、3軸×8タイプの本格的な診断コンテンツの作成も可能。SNSシェア機能により、X・LINE・Instagramなどで自然拡散を促しながら、結果表示前に名前・メールアドレスを入力してもらうことで高精度なリード獲得も実現します。

作成した診断は専用URLですぐに公開でき、回答データは自動でCSV出力できます。

マーケティング・採用・教育・広告代理店など、幅広い業種で活用されており、「最短30分で本格的な診断をリリース」できるスピード感が評価されています。

診断スタジオの詳細はこちら

みんなの診断チャート

運営会社 不明
対応ロジック フローチャート型(シンプルな分岐型)
ノーコード対応 あり
データ分析機能 なし
料金 無料
無料プラン

「みんなの診断チャート」は、無料で簡単に診断フローチャートを作成できるWebアプリです。専門知識がなくてもフローチャート形式の診断を手軽に作れるのが特徴です。

パソコン・スマートフォンどちらからでも操作でき、シンプルなUIで直感的に分岐型の診断コンテンツを構築できます。回答データの収集や分析機能はありませんが、無料かつ登録不要で利用できる手軽さが魅力です。

診断コンテンツ作成を試したい担当者や、企画段階での試作コンテンツ制作を行いたい場合にも適しています。

みんなの診断チャートの詳細はこちら

診断コンテンツ作成ツールの活用で成果を出すためのポイント

診断コンテンツは、作成がゴールではありません。成果を出すためには、以下の3つのポイントを見据えた運用が重要です。

  1. 目的別に設計する
  2. 診断後の導線を最適化する
  3. データを活用して改善を繰り返す

以降でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

目的別に設計する

診断コンテンツを活用する際は、目的を明確に設計することが成果につながる一歩です。認知拡大・リード獲得・購買促進など、ゴールによって設計内容や導線は大きく変わります。

たとえば、認知拡大を目的とする場合「SNSで拡散されやすいタイトル設計」や「シェアボタンの配置」が必要です。リード獲得を狙う場合は、資料請求や会員登録フォームを診断結果ページに自然に設置する工夫が求められます。

目的が曖昧なまま「なんとなく面白いコンテンツ」を作成しても、ユーザーは診断に満足して離脱してしまい、求める成果は得られにくいでしょう。

KPIや施策目的を明確に設定することで、診断コンテンツを「体験型の集客施策」から「成果に直結するマーケティング施策」へと進化させられます。

診断後の導線を最適化する

診断結果ページは「見て終わり」ではなく、ユーザーを次の行動に促す重要な接点です。結果画面には明確なCTAを設置し、資料請求・商品ページ・LINE登録など、目的に合わせたリンクを最適な位置に配置するのがポイントです。

また、定期的なABテストでCTAの文言・デザイン・配置を検証すると、クリック率やCVR(コンバージョン率)の改善につながります。

さらに、結果画面に関連コンテンツやおすすめ記事を設置すれば、診断で生まれた関心を購買や登録へ自然に誘導できます。

診断後の導線設計は、ユーザー体験の質を高め、成果を伸ばすための「最後の一手」になるでしょう。

データを活用して改善を繰り返す

診断コンテンツは、公開して終わりではありません。データを活用して継続的に改善を重ねることが、成果を出し続けるためのポイントです。

アクセス数・離脱率・回答傾向・年代などを定期的に確認し「どの設問で離脱が多いか」「どの結果が最もシェアされているか」を分析します。その結果をもとに、設問内容・結果文・デザイン構成を随時見直すことで、ユーザー体験やCVRを高められます。

公開後もデータドリブンで改善を重ねることで、より精度の高いマーケティング効果を発揮できるでしょう。

診断コンテンツを活用した成功事例

診断コンテンツは、設計と運用の工夫によって多様な成果を生み出せます。
ここでは、売上向上・認知拡大・戦略再構築といった異なる目的で成果を上げた3つの企業事例を紹介します。

  1. 株式会社よーじや
  2. ピップ株式会社
  3. ラボラティック株式会社

事例1.株式会社よーじや

コスメやスキンケア商品を中心に販売している株式会社よーじや。同社は、ブランドサイト上で肌悩みに合わせた商品を提案する「素肌の呼吸のととのえかた。」診断を展開しました。

複数のラインナップから最適な商品を選びやすくすることで、ユーザーの迷いを軽減したことで、EC流入数が3倍・カート遷移率の向上に貢献。さらに、店頭でもタブレットを活用して診断を実施することで、オンライン・オフライン双方での購買促進を実現しています。

「自分の肌に合うケア方法を知りたい」というユーザー心理に寄り添い、商品理解と購買意欲を高めた好事例といえるでしょう。

参考:診断クラウド ヨミトル「診断コンテンツ作成ツール5選 成果を出すために効果的なツールとは?」

事例2.ピップ株式会社

ピップ株式会社は、ピップエレキバンの発売50周年を記念した診断コンテンツ「ファッション肩コリ診断」を公開しました。この診断は、公開からわずか2週間で2分に1人が実施するという高い反応を得て、SNS上では引用リツイートやコメントが相次いでいます。

「肩コリの原因をファッションの傾向から読み解く」というユニークな切り口が話題を集め、SNS上での拡散とブランドの親近感向上に貢献しています。

ユーザーにとっては楽しみながらセルフチェックできる体験型コンテンツであり、企業側にとっては認知拡大とエンゲージメント強化を両立した成功事例といえるでしょう。

参考:診断クラウド ヨミトル「診断コンテンツ作成ツール5選 成果を出すために効果的なツールとは?」

事例3.ラボラティック株式会社

ラボラティック株式会社は、チームエンゲージメント診断サービス「NEWORG」の一環として、「リーダーのための孤独度診断」を制作しました。この診断は、リーダー層が自分の状態を客観的に理解するきっかけを提供しつつ、自分に合ったマネジメント手法も明示するのが特徴です。

当初は、リード獲得を目的としていましたが、ツールの提供企業である株式会社ピクルスからの提案により、目的を認知拡大へと再設計したことで成果が向上。「診断クラウド ヨミトル」の導入支援を通じて、マーケティング戦略全体の方向性を再構築したことが成果につながりました。

単なる診断作成にとどまらず、戦略的運用を支援するツールの提供企業のサポート体制が成果を後押しした好事例といえるでしょう。

参考:診断クラウド ヨミトル「診断コンテンツ作成ツール5選 成果を出すために効果的なツールとは?」

まとめ:診断コンテンツ作成ツールで「成果を出す仕組み」を構築しよう


診断コンテンツは、ユーザーに「体験」を提供しながら、自然にマーケティング成果へつなげる施策です。自社のマーケティング導線の一環として活用することで、リード獲得や売上向上といった目的に合った成果を生み出す仕組みへと進化させられます。

特に、クラウド型ツールであれば、ノーコードでの診断作成が可能なうえ、データ分析機能により運用と改善を効率化できます。ツールの選定時は、操作性だけでなく成果を支援するサポート体制が整っていることも大切です。

自社の目的や求める成果に合った診断コンテンツ作成ツールにより、マーケティング戦略の効果をより高められるでしょう。

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